Original Article: NNA ASIA
環境保護や菜食推進を事業の柱とする香港のグリーン・マンデーは18日、シンガポールのスーパー各店で植物由来の人工豚肉「オムニミート」を発売したと発表した。同国の小売店で消費者に直接販売するのは初となる。
今月12日から、スーパーチェーンのNTUCフェアプライス、シェンション、ハオマート、プライム、オーガニック食材店のイエスナチュラル、フォーシーズンズ・オーガニック&スペシャルティー、電子商取引(EC)サイトのレッドマートで販売している。
同社が手掛けるのは植物由来の「豚肉」で、価格は230グラムのひき肉1パックが7.55Sドル(約610円)だ。原料には大豆、しいたけ、コメなどを使用している。
シンガポールでは2018年11月から、一部の高級ホテルや飲食店でオムニミートを使った料理が提供されている。消費者から小売店での購入を望む声があったことから、スーパーでの販売も開始した。