香港発の代替肉新興企業 日本で外食チェーンに供給
Original Article: 日本經濟新聞 大豆など植物由来の代替肉を手掛ける香港のスタートアップ企業、グリーン・マンデーが日本での展開を加速させる。家庭向けにミンチの代替肉などを発売したことに加え、2日から飲食店「俺のイタリアン」などを運営する、俺の(東京・中央)にも製品の供給を始めたと発表した。健康志向で需要が高まっており、今後販路を広げていく。 植物由来の代替肉は大豆や小麦などを加熱・加圧成型してつくる。2日から「俺の」グループの飲食店など東京都内の2店舗で製品の提供を始めた。今後も同グループのチェーン店舗への提供拡大を予定しているという。1月18日には植物由来の代替肉のブランド「オムニミート」でミンチなど加工品7品を家庭用に発売しており、小売店向けにも販路を広げる予定だ。 2日に開いた会見で、デイビッド・ヤン最高経営責任者(CEO)は「(肉食を減らし定期的に野菜を食べる)『フレキシタリアン』は世界的なトレンドで、日本でも成長が見込める」と強調した。 グリーン・マンデーは香港のマクドナルドや中国のスターバックスなどに製品を納入するなどアジアを中心に10以上の国・地域で植物由来の代替肉を展開している。ヤンCEOは「21年半ばまでに20の国・地域まで拡大する予定だ」という。
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